丹波山倶楽部について

ここには、都市の生活が失った真の豊かさがあり、現代生活の未来があります。

全国各地域の最小の村が集まって組織された『小さな村g7サミット』の提唱の村でもある丹波山村は秩父山系を背景に緑豊かな自然に囲まれた『g7』の中でも最も首都圏に近い唯一の村です。丹波山倶楽部はその小さな村の存在の意義を見つめ、小さな村ならではの可能性に挑戦いたします。
自然と共棲して築いてきた暮らしや文化、風土の中に息ついている智慧やモノの本質を継承しながら伝えていきたい。
小さなこと、不便なことなど様々な弊害を乗り越えてたどり着く真の豊かさの中に未来に繋がる本当に大切なことがあると信じています。空、風、水、土、植物、動物・・・変わらずに続く自然の摂理、少しづつ変化していく自然の営み、双方をしっかりと踏まえて生態系(エコロジー)を考え、活動していきます。
農業、林業、川漁、狩猟、伝統文化、日々の暮らし・・・人の営みにしっかりと深く寄り添い、一歩づつ前進して未来を切り開いていきます。
アート、工芸、文芸、料理、住居、生活スタイル・・・実践的ではないけれど今を生きていくために必要な精神的なゆとりや潤いも大切なものと考え、現実の生活の中での文化的価値観の探究を怠りません。
丹波山倶楽部はこれらを理念としてこの地域の存続と進化のための多様な可能性を追求し、皆様にそれらを体現し味わっていただく為のあらゆる活動の志を共有する方々と共に手を取り合って実行、貢献させていただきたく思います。

丹波山倶楽部 代表理事
青栁雄大